司法書士法人あい事務所-会津若松・猪苗代・会津坂下-

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自分をつくる
« 2012/10/02 »

 

 今年12月に職場の社員旅行でホノルルマラソンに参加することになりました。

職場の全員が参加して、フルマラソンと10㎞ウォークのどちらかに出場します。

 ホノルルマラソンを走るのはここ数年来の私の夢でした。私は以前2回出場した経験があります。その時は、ある程度の準備はしたものの心から満足いく内容ではありませんでした。ですから、もう一度フルマラソンにチャレンジしたいと思っていました。

 今年は仕事上のチャレンジの年でもあり、とても忙しい日々を過ごしています。親しい人からは「どうして忙しいこの時期にやるの?」「マラソン走って何か意味あるの?」「お金大変でしょう?」などと言っていただきます。確かに今の事務所は開業2年目でお金もそんなにないし、休みもあまり取れないほどバタバタしています。 そのような状況の中でなぜあえてホノルルマラソンにチャレンジするのか?

 私は普段、日常的に走っているわけではありません。時間があるときに剣道を月数回行う程度で、運動不足気味です。中年の部類に入ってからは、特にお腹の脂肪が目立ちます。定期健診の結果も年々悪くなっています。「このままこの状態でいったら体力、気力とも衰えてしまう。」そう感じました。

 そこで、仕事で大変な今年を体力、気力を充実させて乗り切るために、3回目のホノルルマラソンに挑戦することに決めました。はじめはひとりで参加するつもりでしたが、事務所のみんなに話したところ「自分も挑戦したい。」と言ってくれて、社員旅行として5人全員で出場することになりました。

 フルマラソンは、素人の私たちにとっては遥か高い山のような存在です。それを攻略すべく本や雑誌、DVDで情報を集め、個人練習のほか週1回全体練習をしています。また、事前に10㎞と21㎞のレースに出場する予定です。

 練習の成果が徐々に出てきて、最初は10分しか走れなかったのに、2時間連続して走ることができるようになりました。10分、20分、30分・・・と、だんだん走れる距離が長くなってきました。しかし、目標は4時間です。あと2倍の時間です。それを思うと途方もない先の長さにクラクラしてきます。

 仕事の仲間と一緒に目標に向かって走っていると、何とも言えない連帯感が湧いてきます。普段の仕事を一生懸命こなしながら、時間を作って走る。途方もない目標にみんなで挑戦する。自分をつくることにつながることだと思っています。

 

                   

                                       田中裕志