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ジュニエコサミット
« 2014/3/05 »

 

ジュニエコサミット 田中裕志

 

 

 今月1日に大阪府枚方市で行われたジュニエコサミットに参加してきました。

 ジュニエコ(ジュニアエコノミーカレッジ)とは、小学5,6年生を対象にして仮想の株式会社を設立し、実際の販売体験等を行うプログラムです。

 今年は、ジュニエコが全国20地域で開催され、その主催者が今回一堂に集まりました。約150人の参加者でした。

 私は、会津若松のジュニエコを主催している会津若松商工会議所青年部のメンバーのひとりとして参加しました。

 各地域で行われているジュニエコの実践発表やパネルディスカッション、テーマごとの分科会が行われました。

 私は、ほとんど会津若松でのジュニエコしか知らなかったので、各地でそれぞれ工夫しながら行っていることに驚きました。そして、とても参考になりました。ジュニエコについての考え方や具体的実践について「そうか」と納得したり、自分の認識の甘さに落胆、反省したりしました。

 また、参加者の情熱にも驚かされました。「子供たちのために世の中のために何かしたい」という考えの人がたくさん集まっている印象を受けました。

 もともとジュニエコは15年ほど前に会津若松で誕生したプログラムです。会津若松では毎年1回ジュニエコを開催しています。参加者募集、説明会、計画、合宿、販売実践、まとめ・振り返り、表彰式と半年以上をかけて子どもたちと向き合っています。

 そのジュニエコがいまや全国20箇所開催にまで拡がってきました。私はサミット会場での人数の多さ、盛り上がりに圧倒されました。

 数年前にNPO法人ジュニアエコノミーカレッジ(理事長 吉川哲也さん)が設立され、ジュニエコを広める活動は商工会議所青年部を離れて、こちらが行っています。NPOでは、100開催地を目指し普及活動をしているそうです。

 私も、ジュニエコを運営側から体験して、子供たちと触れ合い、「良い事業だな」と感じます。そういった感覚をたくさんの人たちが共感し、熱が伝播されジュニエコが広がっていたのかなと思いました。

 ジュニエコの組織もピラミッドのような垂直型ではなく水平型で、みんなが「当事者」として参加できるように感じました。

 会津若松から生まれたジュニエコがどんどん全国に色がっていくのがとても不思議な感じがします。吉川理事長は常々「ひとは理屈では動かない。こころで動く。」とおっしゃっています。

 まさにこころが動いた結果のジュニエコサミットでした。そこに参加して熱をもらってきました。