表彰式

 

 12月2日(土)に「ジュニアエコノミーカレッジ」の表彰式が会津大学で行われました。

 ジュニアエコノミーカレッジ(ジュニエコ)とは、小学校5,6年生が5人1チームとなって、商売体験を通じて自分力を発揮するカリキュラムです。会津若松商工会議所青年部(佐藤有史会長)が主催し、今年で12回目を迎えました。

 7月28日のドリームセミナーから始まり、4ヶ月超にわたるカリキュラムを表彰式で終えることができました。その間に子供たちは、仲間集め、計画、販売実践、振り返りを行い、体験を重ね様々な感情を味わったことと思います。

 仲間を募ったけれど思うように人数が集まらない。メンバー間での意見の相違があり、計画がなかなか進まない。せっかく作ったモノが売れない。メンバーの意識がバラバラでチームがひとつにならない・・・。

 子供たちにとっては、楽しみ、喜びよりも困難のほうが多かったカリキュラムだったと思います。

 その子供たちの活動に対して点数、順位がすべてのチームに付けられ、表彰されるチームとそうでないチームが出てきます。それは酷であるとも思えますが、振り返りの絶好の機会でもあります。

 「ジュニエコの活動を通じて、みなさんに商売を覚えてもらいたかったわけではありません。」「普通の勉強と違って、唯一の正解がある活動ではありませんでした。」「この活動を通じて、自分で決めて自分で行動することをしてほしかった。それが大人になって役に立つことだと思います。」

 これは、閉会の時に主催団体の吉川副会長がおっしゃた言葉です。現場の長である神成委員長も送る言葉で同様のことをおっしゃっていました。

 確かに、仕事でもプライベートでも判断を迫られることの連続です。その時々で判断して行動しなければなりません。それが本当に正しいのかどうかは、よくわからないことが多いです。しかし、その判断、行動を繰り返して成長していきます。それは、子供でも大人でも同じだと思います。

 判断、行動したことが失敗だったと思っても、過去にさかのぼって事実を修正することはできません。できることは、その事実を受け止めて、次につなげていくことです。そうすると、次に同じような場面に出くわしたら、もっとうまくできるでしょう。

 ですから、致命的でない失敗はなるべく多く、早いうちにしておいたほうが良いのかもしれません。

 表彰式にスタッフとして参加して感じたことでした。

 

田中裕志